August 08, 2007
07 Field Day Contest
ようやく疲れもとれてきました。参加報告をしていきましょう。
この週末はタイミング悪く、台風5号が近づいて来ていました。FDはバンド数が多いので設営に時間がかかってしまう関係上、いつも金曜日出発をしています。早朝に出かけて、なんとか涼しいうちにいくらかのアンテナをあげて、残りは土曜日の早朝に仕上げて、あとは休息というのがいつものパターンです。ところが、8月3日金曜日は朝から雨が降って、けっこうな風も吹いていました。これらはそのうち通り過ぎてなくなるというのが分かったいましたので、この日ばかりは出発を遅らせました。13時出発というのんびりしたものになりました。目的地は洲本市の山です。島までの経路はこれを利用することを考えていましたが、なんでも強風により欠航中だったようで、橋を利用することになりました。
なお、機材を積み込んだ様子はこんな感じでした。

この週末はタイミング悪く、台風5号が近づいて来ていました。FDはバンド数が多いので設営に時間がかかってしまう関係上、いつも金曜日出発をしています。早朝に出かけて、なんとか涼しいうちにいくらかのアンテナをあげて、残りは土曜日の早朝に仕上げて、あとは休息というのがいつものパターンです。ところが、8月3日金曜日は朝から雨が降って、けっこうな風も吹いていました。これらはそのうち通り過ぎてなくなるというのが分かったいましたので、この日ばかりは出発を遅らせました。13時出発というのんびりしたものになりました。目的地は洲本市の山です。島までの経路はこれを利用することを考えていましたが、なんでも強風により欠航中だったようで、橋を利用することになりました。
なお、機材を積み込んだ様子はこんな感じでした。

橋は50km/hの速度制限がかかっていました。遮蔽物のない場所で風を受けるため当然の措置でしょう。わが車ふらふらしながら島を目指したのでした。島についていくらか走り、目的の山が見えてきました。山頂はしっかり雲にかかっています。この時点で相当な湿度を覚悟しました。
山頂は紀伊水道からの風をモロに受けます。ここの凄さは以前に経験済みです。今回はしばらく待てば風が収まるのが分かっていましたから落ち着いています。ということで、18時を過ぎてからようたく1本あげることができました。残りは明日にしようということで、完成したのが以下の通りです。

日が変わってからも雲の中です。
ときおり晴れることもあって、そのときはこんな感じになります。

ステーとワイヤーエレメントがわかりにくいけど、解説すると、左から
21/28MHz3ele&3.5MHzDP X-6000(430MHz)&50MHz4ele X-5000(1200MHz)&2.4GHz29ele&5.7GHzHORN(見えません) X-7000(144MHz)&50MHz6ele&7MHzDP&14MHzDP です。
これらアンテナのケーブル引き込みはこんな感じ。右側

反対側はUHFケーブルの引き込みです。

ここは東屋もありまして、倉庫と化して占領されています。

夜にはこういうのがたくさんやって来ます。天井が彼らでびっしりとなります。撮影時は昼間だったので数がかなり少なくなりました。

今回は、晴れよりも曇りの天候が多かったので、暑さにやられるということはありませんでした。自動車の屋根に敷くべく、銀マットを用意しましたが使うことはありませんでした。
前回までのアンテナシステムは3.5と7の共用、14と21と28の共用をしていましたが、「2RXのためには独立してアンテナをあげねばらなない」とアドバイスをもらったものですから、なんとかそれに近付けました。とはいいながら、本格的な2RX運用なんてできるものではありません。まだまだ足らないものがあります。VUのGPを独立させたのは2RXのためというよりも、430MHzや1200MHzでは受信アンプを挿入したことからそうする必要があったのです。430MHzではAG-35というのを使いました。人によると「ノイズ発生器」と言われたりしますが、いやいやこれが大活躍です。立派に仕事してくれました。
さて休息も終え、車内のセッティングも終え、試運転の開始です。するとこここで、トラブルの発見、X-7000がつながっていない。コンテスト開始後には6エレがつながったりつながらなかったりしだしました。これらはもちろん設営時には動作するとを確認しています。どうもケーブルが引っ張られているからみたいです。6エレは方向を変えるとつながったりもしましたが、X-7000は結局は使い物になりませんでした。430MHz用のX-6000にデュープレクサーを使う手もありましたが、そうするとicom型のプリアンプはDCがどういうようにつながるのか分からなくなるので、ここはN型の同軸切替器を用いる手で逃れました。
コンテストがはじまって、おさえるべきはVUということでここで1時間あまり費やします。局数はそんなに伸びません。マルチ重視ということになります。おかげで50MHzでは8エリアもできました。2.4Gも2局こなせました。ただ、5.7GHzは今回もTRVのトラブルが発生したようでNo QSOにおわりました.
で、次は3.5MHzとなるわけですが、なんだか空電に見舞われていました。それほどたくさんお出ましではなく、局数が思うように伸びませんでした。
夜明け頃のVUも狙い目で、ここでもマルチを延ばすことができました。夜があえてからは7MHzで運用し、そこそこ済ませてからハイバンドへ移ります。ここもそこそこ開けていました。ちょっと知ってる人を見つけてはバンド引き回しをしたりと、厚かましい限りをつくしました。
途中の細かい様子は省略して、15時をむかえたので、撤収開始です。これからがたいへんです。車内セッティングも含めて、設営するのに9時間くらいかかったんじゃないでしょうかねぇ。晴れていたらもっと時間がかかったでしょう。撤収は設営よりも時間はかかりませんが、それでも半分まではいきません。なんでもかんでも押し込むようなまねをすると次回の移動がたいへんです。どうしても丁寧な片づけが必要になってきます。N型の変換コネクタなんかはしっかりとしまわなければいけません。ロープに至っては30本とは言いませんが20本を越えるものを片づけるのはたいへんです。そのうち暗くなってきます。暗くなるまでかかるのは分かっていましたので、そうなってもいいようにと荷物は東屋に収めていました。結局、現地出発は22時前になってしまいました。新記録でした。ノロいんです。
データはまだPCの中です。とりたてて立派なものではありませんでした。例により1エリアの人達には負けていることでしょう。
ログ提出にあたっては、昨年のように係数2を掛けるのを忘れないようにしなくてはいけません。
さらに追記
22時前に下山は、例により雲の中のためにしばらくはゆっくりとしなければなりませんでした。こ3日間はずっと雲の中でした。洲本市内に降りてくると、この日は花火大会で混んでいました。事前に分かってはいたことですが、やっぱし混んでました。国道に出てからも渋滞が続いていました。寝不足の中、かなりつらい行程となりました。帰りこそは船を考えていました。もうこれが大正解です。とてもじゃないですが、高速道路での運転は無理でした。国道を走っている時も強烈な睡魔が襲ってきて、ピクンと意識を取り戻すこと7回ありました。危険ですねぇ。岩屋のフェリー乗り場に着いたのが0時7分でした。乗り込んだのがいちばん最後でした。ぎりぎりセーフ。客室に入ってすぐにごろんとなったのは言うまでもありません。再上陸してからはスッキリしていまして問題ありませんでした。帰宅してからすぐにシャワーを浴びて、ビールを飲んで、作り置きしてあったおでんを頂いて眠りました。
山頂は紀伊水道からの風をモロに受けます。ここの凄さは以前に経験済みです。今回はしばらく待てば風が収まるのが分かっていましたから落ち着いています。ということで、18時を過ぎてからようたく1本あげることができました。残りは明日にしようということで、完成したのが以下の通りです。

日が変わってからも雲の中です。
ときおり晴れることもあって、そのときはこんな感じになります。

ステーとワイヤーエレメントがわかりにくいけど、解説すると、左から
21/28MHz3ele&3.5MHzDP X-6000(430MHz)&50MHz4ele X-5000(1200MHz)&2.4GHz29ele&5.7GHzHORN(見えません) X-7000(144MHz)&50MHz6ele&7MHzDP&14MHzDP です。
これらアンテナのケーブル引き込みはこんな感じ。右側

反対側はUHFケーブルの引き込みです。

ここは東屋もありまして、倉庫と化して占領されています。

夜にはこういうのがたくさんやって来ます。天井が彼らでびっしりとなります。撮影時は昼間だったので数がかなり少なくなりました。

今回は、晴れよりも曇りの天候が多かったので、暑さにやられるということはありませんでした。自動車の屋根に敷くべく、銀マットを用意しましたが使うことはありませんでした。
前回までのアンテナシステムは3.5と7の共用、14と21と28の共用をしていましたが、「2RXのためには独立してアンテナをあげねばらなない」とアドバイスをもらったものですから、なんとかそれに近付けました。とはいいながら、本格的な2RX運用なんてできるものではありません。まだまだ足らないものがあります。VUのGPを独立させたのは2RXのためというよりも、430MHzや1200MHzでは受信アンプを挿入したことからそうする必要があったのです。430MHzではAG-35というのを使いました。人によると「ノイズ発生器」と言われたりしますが、いやいやこれが大活躍です。立派に仕事してくれました。
さて休息も終え、車内のセッティングも終え、試運転の開始です。するとこここで、トラブルの発見、X-7000がつながっていない。コンテスト開始後には6エレがつながったりつながらなかったりしだしました。これらはもちろん設営時には動作するとを確認しています。どうもケーブルが引っ張られているからみたいです。6エレは方向を変えるとつながったりもしましたが、X-7000は結局は使い物になりませんでした。430MHz用のX-6000にデュープレクサーを使う手もありましたが、そうするとicom型のプリアンプはDCがどういうようにつながるのか分からなくなるので、ここはN型の同軸切替器を用いる手で逃れました。
コンテストがはじまって、おさえるべきはVUということでここで1時間あまり費やします。局数はそんなに伸びません。マルチ重視ということになります。おかげで50MHzでは8エリアもできました。2.4Gも2局こなせました。ただ、5.7GHzは今回もTRVのトラブルが発生したようでNo QSOにおわりました.
で、次は3.5MHzとなるわけですが、なんだか空電に見舞われていました。それほどたくさんお出ましではなく、局数が思うように伸びませんでした。
夜明け頃のVUも狙い目で、ここでもマルチを延ばすことができました。夜があえてからは7MHzで運用し、そこそこ済ませてからハイバンドへ移ります。ここもそこそこ開けていました。ちょっと知ってる人を見つけてはバンド引き回しをしたりと、厚かましい限りをつくしました。
途中の細かい様子は省略して、15時をむかえたので、撤収開始です。これからがたいへんです。車内セッティングも含めて、設営するのに9時間くらいかかったんじゃないでしょうかねぇ。晴れていたらもっと時間がかかったでしょう。撤収は設営よりも時間はかかりませんが、それでも半分まではいきません。なんでもかんでも押し込むようなまねをすると次回の移動がたいへんです。どうしても丁寧な片づけが必要になってきます。N型の変換コネクタなんかはしっかりとしまわなければいけません。ロープに至っては30本とは言いませんが20本を越えるものを片づけるのはたいへんです。そのうち暗くなってきます。暗くなるまでかかるのは分かっていましたので、そうなってもいいようにと荷物は東屋に収めていました。結局、現地出発は22時前になってしまいました。新記録でした。ノロいんです。
データはまだPCの中です。とりたてて立派なものではありませんでした。例により1エリアの人達には負けていることでしょう。
ログ提出にあたっては、昨年のように係数2を掛けるのを忘れないようにしなくてはいけません。
さらに追記
22時前に下山は、例により雲の中のためにしばらくはゆっくりとしなければなりませんでした。こ3日間はずっと雲の中でした。洲本市内に降りてくると、この日は花火大会で混んでいました。事前に分かってはいたことですが、やっぱし混んでました。国道に出てからも渋滞が続いていました。寝不足の中、かなりつらい行程となりました。帰りこそは船を考えていました。もうこれが大正解です。とてもじゃないですが、高速道路での運転は無理でした。国道を走っている時も強烈な睡魔が襲ってきて、ピクンと意識を取り戻すこと7回ありました。危険ですねぇ。岩屋のフェリー乗り場に着いたのが0時7分でした。乗り込んだのがいちばん最後でした。ぎりぎりセーフ。客室に入ってすぐにごろんとなったのは言うまでもありません。再上陸してからはスッキリしていまして問題ありませんでした。帰宅してからすぐにシャワーを浴びて、ビールを飲んで、作り置きしてあったおでんを頂いて眠りました。
at 08:33│Comments(4)│
│RADIO
この記事へのコメント
1. Posted by jf3ipr August 08, 2007 23:06
岡本さん
何はともあれお疲れ様でした。岡本さんほどの熟練者でも色々トラブルがあるんですね。
毎度の事ながらすごいアンテナ群です。X7000は残念でした。
得点のアップが楽しみです。1000局行きましたか?ってこれは失礼ですかね。
何はともあれお疲れ様でした。岡本さんほどの熟練者でも色々トラブルがあるんですね。
毎度の事ながらすごいアンテナ群です。X7000は残念でした。
得点のアップが楽しみです。1000局行きましたか?ってこれは失礼ですかね。
2. Posted by jr4isf/3 August 09, 2007 06:29
お疲れ様でした。
3. Posted by jr3eoi August 09, 2007 10:06
大前さん。
機材にはしょっちゅう使うものと、念に一度しか使わないものがあります。その一度しか使わないものに不具合が出てきます。ことしは(昨年もでしたが)6Dのマルチバンドをしていなかったのでなおさらチェックができていませんでした。
石井さん。
来年くらいどないですか。2TXくらい。
機材にはしょっちゅう使うものと、念に一度しか使わないものがあります。その一度しか使わないものに不具合が出てきます。ことしは(昨年もでしたが)6Dのマルチバンドをしていなかったのでなおさらチェックができていませんでした。
石井さん。
来年くらいどないですか。2TXくらい。
4. Posted by jr4isf/3 August 09, 2007 23:08
岡本さん、都合がつけばご一緒させていただきたいと思います。